三日間ぐらい一歩も家から出ないで過ごし、四日目に食料が底を尽きてようやく家の外に出る気になった。
ぼんやりとした頭で今晩の献立を考えて一歩踏み出すと、足が滑って盛大に転んだ。
ここ数日ずっと雨が降っていたせいで玄関の外の床がヌルヌルになっていたのだ。
私は泥だらけになった足を見て、もうなにもかもが嫌になって買い物に行くのをやめ、
まだ明るいけれど風呂に入ることにした。
むしゃくしゃしていたので友達からもらった入浴剤を多めに入れて入った。
その入浴剤はバラの香りのするとてもいいものだったが、色が真っ赤だったので浴槽が血まみれみたいになった。
私は血の海に浸かりながらもうなにも考えたくなかったのでしばらくの間
「あ”ーーーーー…」
とうめいていた。

昔は余裕を持って宿題を終えられる子供だったのに。
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