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友人の誕生日にちょっとしたサプライズを企画した。
内容はこうである。当日、買い物に付き合ってほしいといって当日一緒に出かける。
現地に着いたところで四ヶ月前から取り置きしていたお笑いライブのチケットを見せ、
『これ、見たかったって言ってたよね。今からこれ見に行くよ!お誕生日おめでとう!』
友人、感動。

我ながら無駄のない良いサプライズである。
四ヶ月前からの企画ゆえに、決行前日は友人の喜ぶ顔を想像して眠れなかった。

だが当日。友人はなんとなく体調が優れないので今日の買い物はつきそえない、と言ってきた。
友人からしてみれば別に買いたい物もないのに一日私につきそって街をうろうろするなんて
なんのメリットもないわけだから当然と言えば当然の判断である。だが私は是が非でも
友人を外に連れ出さなければならない。もう席は二人分取ってあるのだ。空席にしてしまっては
演者さんにも申し訳ない。私はあらゆる言葉で誘いをかけたが結局友人は首を縦に振らず
とうとう私は今日のサプライズ内容をばらすことにした。
「実はね…あんたが見たがってたライブのチケット、今日取ってるんだ」
なんともなさけない結末である。テレビのドッキリ企画なら間違いなくお蔵入りを余儀なくされるだろう。
でも、それでもせめて友人がそのサプライズを喜んでくれるのならもうそれでいい。それで成功と
いうことにしよう。そう思って友人のリアクションを待った。
友人は数秒間をあけて、あー…と小さく声を漏らした後
「じゃあ、行かなきゃね…」
と言った。四ヶ月間待ちに待ったリアクションがこれである。

もうサプライズなんてしない。
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