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家が近所で、小、中、高と毎日一緒に学校に通った幼馴染がいる。
小さい頃からおしゃれが好きで、高校の頃はオキシドールで髪を脱色して
毎日コテできちんと巻いて、いつもブランドのマフラーやらアクセサリーをつけて登校していた。
彼氏ができるのも早かった。ほぼ毎日放課後になると彼氏のいる遠くの街まで電車で会いに行っていて
恋愛に疎いわたしはいつも「ようやるわ、」と思っていた。
そんな早熟な子だけど、内面はとても脆い子だった。
その子の恋愛のてんやわんやに私は何度巻き込まれたことか。
その子が高校一年生の時に大好きだった彼氏に振られて号泣したときは私は夜まで付き合わされた。
そしてなぜかその子の指示でその振った彼氏にメールで
『この子はいい子だから別れないであげて』みたいな趣旨のメールを送らされた。
結果はもちろんノーで、その子はまた人目をはばからずに号泣した。
今思えば、ほんとうに愛に生きる女だった。
その子のやることなすこと私には全然理解できなかった。それでも毎日一緒に学校に通った。
ただの友達よりかは親しい、でも親友ともちょっと違う、そんな不思議な存在だった。
その後大学で私は東京に移り、その子も遠くに引っ越したので連絡を取ることは全く無くなってしまった。

その幼馴染と、こないだ10年ぶりに会った。
その子を見た瞬間、無性に懐かしくなって泣きそうになった。
その子も私を見た瞬間顔をくしゃくしゃにして笑った。
それからずっと、お互いにこの10年の話をした。その子は結婚して苗字が変わっていた。
年下のエグザイル系の旦那の写真を見て、相変わらず趣味合わないな、と思った。

LINEのIDを交換してその日は別れた。
また連絡するね、と言ったけど、なんとなくしない気がした。
もともと価値観の違う子だ。きっと家が近所じゃなかったら絶対親しくなってなかっただろう。
それでも間違いなく、お互い学生時代いちばん一緒にいた友達だった。
この先親交が続かなくたってそれは変わらないのだ。
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