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春である。寒いのが何よりも嫌いな私が待ちわびた春である。

ひきこもりの私でも、こんな春の日差しの温かい休日に家で録画したアニメを延々見るということが
どんなにもったいないかはわかる。
私は使わなさすぎて固まりつつある液体ファンデーションを一生懸命のばして塗りたくり
いまだに適量がどれほどなのか分からず結局毎度つけすぎてしまうマスカラと
同じくいまだに適量がどれほどなのか分からないチークを塗って、いそいそと西武線に乗り込んだ。

今の家に住んでから、買い物場所はもっぱら池袋になった。
池袋は都内でもかなり大きな街の一つだが、他の街と比べて要所要所が汚くてなんというか、絶妙にダサい。
店は格安のチェーン店ばかりで目にうるさく、路上のシンガーもネタにならない程度の微妙な下手さで
地下街も薄暗くてうさんくさい人がたむろしていて一瞬昔の大阪の地下通路と見間違うほどの汚さである。
そして行き交う人たちもまた、いまいち垢抜けてないように見えるのはなぜだろう。
流行のファッションを押さえてはいるものの他の街を歩く人たちと比べるとなんとなく全体的に
「惜しい」感じがする。
でもそんな野暮ったい池袋が私は大好きだ。売ってるものも地に足のついた値段で買いやすいし
なによりこんな私でも気遅れしないのがいい。
東京に来て10年、ようやく自分にあった街を見つけた気がする。
池袋ルミネの婦人服売り場でボーダーのトップスを買おうとレジに向かう途中、店の全身鏡に
一瞬すげーダサい女がうつったなと思ってよく見たら自分だった。

ダサい池袋にいてもなお異彩を放つ自分のダサさはもはや職人の域に達している。
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