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実際はそれほどイケメンでもないのに自分はモテる人間であると豪語する友人がいる。

私はこの友人とはもう7、8年の付き合いになるが奴に彼女がいたという話は今まで一度も聞いたことがない。
ただ、奴が言うには常に自分には好意を抱いている女が複数いてさらにもれなく美人だとのことである。
ではなぜその女性と付き合わないのかと尋ねたら
「俺、B専だからタイプじゃないんだわー。」
とほろ酔いのトホホ顔でのたもうた。じゃあどんな女がタイプなんだよ、と尋ねると奴は画像検索で出た
女の子の写真を何枚か私に見せた。
それは『オタサーの姫』という言葉がこれほどまでしっくりくかと思うほどのメガネ女子だった。
そういう子ならしかるべき場所に行けばいくらでも出会えそうだし、そういうとこで出会って付き合えば
いいじゃないかと奴に言うと、奴はわかってねーなーという顔で言った。
「こういう子は人一倍警戒心が強いからダメなんだよなー。最初の恋愛で痛い目見てるパターン。
だから意外と攻略難しいのよ。」
攻略、という言葉に若干のざわつきを感じつつも、意外と身持ちの堅いオタサーの姫たちに私は感心した。
しかし、全員が全員最初の恋愛で痛い目見てるというのはちょっと無理がある気もするし
そもそもそれほどの器量ではないけれど、男率の高い、女の水準が下がりに下がったサークルに
紅一点として君臨し、ちやほやされているのを良しとしている彼女たちがそんなにしおらしい
ものだろうかというのも気になる。
果たして奴は本当にちゃんとオタサーの姫と向き合っているのだろうか。
そのあたりを問い詰めるとまたバカにされそうなのでそれ以上は詮索しないことにした。

奴との食事代は奴が払ってくれた。聞けば奴は株取引とマンション経営、さらに運営サイトの広告費で
懐が潤いまくっているらしい。しがない貧乏人の私は奴に丁重にお礼を言った。奴は私の頭を撫でて
「ごめんなー、でも俺お前の顔タイプじゃないんだ。」
と言った。

なんか、いろいろ腑に落ちた。
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