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同じ日の昼と夜に人と会う用事があり、いちいち家に戻るのもなんなのでその隙間の三時間ほどを
苦手な「小説を読む」時間にあてることにした。
昼の用事を済ませた後、近くのスタバに入って持ってきた小説を読みふける。
家では気が散ってなかなか読み進められないが、家の外だと小説の内容に没頭できる。
これはいい。今後、小説を読む時は外で読むことにしようと思った。
そのうちスタバが混んでレジ周りで行列ができだした。私はコーヒー1杯で長時間居座っていることが
申し訳なくなり、そそくさとそのスタバを出て、次に人に会う場所の最寄駅までとりあえず行くことにした。

移動中の電車の中でも引き続きその小説を読む。私はどんどん物語に没頭していき、いよいよ物語の山場に
差し掛かった時、目的の駅に着いてしまった。
とりあえず電車から降りたものの、約束の時間まではあと一時間ほどある。
私は早く小説の続きが読みたくてたまらなかったが、コーヒーで喉は潤っているしお腹も空いていないし
座るためだけにどこかの店に入る気になれない。結局私は、ホームのベンチに座って小説の続きを読んだ。

その小説はとても面白かった。途中から私は読んでいて泣いてしまった。
そこそこ人通りの多い駅のホームなので最初は涙をこらえていたが、こらえきれなくなってさめざめと泣いた。
そしたら変なスイッチが入ってしまいさほど悲しいシーンでもないのに、その後も10分ぐらい号泣していた。
何人かと目があったが、「え、泣いてますけどなんですか?文句ありますか?」みたいな感じでむせび泣いた。

気が付いたら人と会う時間の10分前になっていた。
私は我に返って慌てて駅のトイレに駆け込むと案の定メイクは涙でほぼほぼ落ちていた。
女子力の低い私はメイク道具なんて持っていなかったのでそのままの顔で知人に会わざるを得ない。
顔を極力見られないようにやや下に顔を向けながら挨拶をする。知人は私を見て
「なんか顔疲れてますけど大丈夫ですか?」
と言った。

今後小説を外で読む際は一緒にメイク道具も持参せねばと思った。
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