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1ヶ月前、人と会うために都内一等地にある某高級ホテルへと出向いた。
このホテルに来るのはもちろん初めてだ。
さぞや立派な外観だろうなーと思って探したけどなかなか見つからない。
何度も何度も地図を確認してそこらじゅうぐるぐる歩き回り、ようやく敷地内の隅っこのカフェの後ろに
まるで隠れるように佇んでいる小さな入り口を見つけた。
ほっとして入り口に入ったが、その入り口の先にはさらに狭い一本道が延々続いていた。しばらく道なりに歩き
ようやく辿り着いたつきあたりにエレベーターと小さな表札があり、『ロビーは47階です』と書かれていた。
ハンター試験会場かよ、と思った。
47階ロビーはおしゃれでムーディーではあるが全体的に薄暗すぎてもはや物影しか見えなかった。
置いてあるソファもテーブルも、ものすごく高価なものなのは分かるが暗すぎてよく分からない。
私が会う予定だった人は今回が初顔あわせなので頑張って行き交う人を見つめたが、いまいちよく見えない。
なんなんだこの照明は。間接にもほどがある。
もし壁に照明のスイッチがあったら私は迷わず『全灯』を連打するだろう。
ここに泊まる人たちはこの暗すぎる空間を本当に良しとしているのだろうか。
ここで働く人たちはこんな暗い空間に四六時中いて気が滅入ったりしないのだろうか。
待ち人を探しながら私はこのホテルを設計した、多分ものすごく有名であるであろうデザイナーを恨みに恨んだ。

それからしばらくして、私が好きなアイドルユニットのメンバーの熱愛記事が出た。相手は会社経営者。
写真をみると、あのホテルから出てくるところだった。

世の理を、1つ知った気がした。
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